静岡県庁でパワハラの不祥事があったことがわかった。部下に「バカだ」などと暴言を繰り返したとして、男性職員が3カ月の減給処分となった。パワハラを受けた職員は自殺をしており、あまりにも軽い処分に驚きだ。
・静岡県庁でパワハラが発覚
静岡県庁でパワハラがあり、パワハラを受けた男性職員が自殺をしたことがわかった。パワハラをしたのは、交通基盤部の課長級の男性職員(59)とのことであり、部下に「バカだ」「役に立たない」などの発言をしたとのことだ。
パワハラを受けた男性職員は2017年3月に自殺しているのだが、上司の男性職員はその後も管理職として職員を指導する立場にいた。パワハラをしたとされる男性職員は、県の聞き取りに「不適切な発言が出た可能性はある」としながら、パワハラの認識はなかったと語っているとのことだ。
・静岡県の処分があまりにも軽い
静岡県庁でパワハラが発覚したわけだが、処分があまりにも軽い。パワハラをした男性職員は、3カ月の減給処分となった。パワハラを受けた男性は自殺しているにもかかわらず、たった3カ月の減給処分だ。あまりにも軽いとしか言いようがない。
静岡県の知事である川勝氏は、「痛恨の極みです」「いずれ弔問に、辛いと思う。二度とこういうことがないように思っています」とコメントしている。いずれではなく、すぐにでも対応して弔問に訪れるべきではないだろうか。
・対応が酷すぎて静岡県の恥
パワハラの発覚に対して、静岡県の対応があまりにも酷すぎて静岡県の恥としか言いようがない。自殺した男性がいるのに、たったの3カ月の減給処分であり、責任者の川勝知事は「いずれ弔問に」と他人事だ。
自殺した男性職員の遺族も、「県の処分は軽すぎる。県に対しても憤りを感じている」とコメントしている、
また、ネットを中心に静岡県の対応への批判が多い。以下のような反応が数多くみられる。
「自殺しているのに減給処分3カ月なんて余裕だな」
「静岡県の公務員はパワハラしても問題ないようだ」
「知事は今すぐ弔問に行け」
ハッキリ言って、静岡県の対応のせいで静岡県の評価がガタ落ちだ。パワハラができる環境だったのも悪いが、それ以上に静岡県がパワハラへの認識が甘すぎることに驚きである。これ以上、静岡県を貶めるようなことは止めてほしいものだ。そして、再発防止のために早急に動いてほしい。ただ、このまま3カ月の減給処分しかないなら、パワハラはなくならないだろう。