東京都は視察船を約20億円で新しく建造する計画があった。しかし、20億円は高いと指摘があり見直しをしていた。だが、見直しの結果は約20億円で新しく視察船を建造する方針となったことがわかった。
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・現在の視察船が老朽化
東京都が新しい視察船を建造する計画となったのは、現在の視察船「新東京丸」が老朽化しているからである。老朽化を理由に2015年度の予算から調査費などが盛り込まれており、約20億円かけて新しい視察船を建造する計画となっていた。
しかし、20億円もの大金であることから発注済みの事業だったのだが小池都知事は見直しすることを決定。今年5月に見直しをすることを決めたが、9月になってそのまま建造する方針であることがわかった。
・都が検証し建造へ
見直しを決定後、都は現在の視察船を修繕する方法も検証したという。そして、検証したところ、このまま視察船を使う場合には修繕費がかさむことになるとのことだ。そのため、現在のままでは利用者1人あたり平均1万2780円かかるとのことである。
だが、新しい視察船を建造した場合には、1人あたりのコストは約8700円に抑えられると計算している。これは、夜の運航も可能になるためコストが抑えられるとのことだ。
この検証を受けて、新しい視察船を建造する計画を再開することになったとのことである。
・小池百合子のコメント
小池百合子は以下のようにコメントしている。
「都民のお金を使う観点から言えば、都民の利用が46%って書いてあるが。都民に対してのサービス・視察であり、学んでいただくということで、若干工夫が必要かなと」
ここで疑問なのが、本当に都民の利用が46%なのだろう。また、検証についてもどこまで正確なのか疑問が残る。20億円の視察船は無駄なのではと思うのが都民感情ではないだろうか。
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・世間の反応
東京都が20億円もの新しい視察船を建造する計画が再開されたことについて世間では冷ややかな反応となっている。
「批判ありきで結局は無駄遣い」
「都民の利用が少ないなら不要ではないか」
「20億円ってどれだけ豪華な船なの」
基本的には新しい視察船を建造する計画に反対の意見が多い。そもそも、20億円の視察船の建造計画を見直したのは豪華仕様だったはずだ。計画を続行ではなく、無駄を省いた上で続行するという判断はできなかったのだろうか。やはり、小池百合子は自分ファーストなのか。