株式会社ALEは、人工流れ星のための人工衛星初号機を完成させた。そして、1月18日に打ち上げられる小型ロケット「イプシロン」4号機に搭載される。果たして、人工流れ星は成功するのだろうか。
・人工流れ星が着実に現実に!
人工流れ星は、着実に現実的になってきている。すでに、1月18日にJAXAが打ち上げる小型ロケット「イプシロン」4号機には、ALEが開発した人工衛星初号機を搭載することが決まっている。
順調に行けば、2020年春に人工流れ星のサービスをスタートする予定とのことだ。人工流れ星では、発生場所や色を制御することができ、思い通りの光を夜空に描くことができる。夢のある計画なのだが、成功はするのだろうか。
・人工流れ星自体は成功するだろう!
人工流れ星が成功する可能性は高いだろう。心配されている安全面では、JAXAとともに安全対策を講じている。前例のない挑戦であるため、安全の確保が難しいわけだが、厳重の対策を講じているとのことだ。
対策としては、人工衛星の姿勢を計測するセンサーを3台搭載し、異常を検知した際には、流れ星の放出をしないようになっているとのことだ。厳重な対策をしているため、安全に人工流れ星の発生をすることができ、成功することはできるだろう。
・エンターテインメントとしての成功は不明…
はっきり言って、エンターテインメントとして成功するのは難しいだろう。なぜなら、人工流れ星には否定的な意見が多いからだ。以下のような否定的な意見が多いのが現実となっている。
・流れ星は自然現象だから価値がある
・人工的に流れ星を発生させるなら意味がない
・花火みたいなものでしょ
このように、否定的な意見が多い人工流れ星だけに、エンターテインメントとして成功するのは厳しいだろう。しかし、人工流れ星の精巧は、宇宙技術の革新につながるかもしれない。エンターテインメントとしては失敗するかもしれないが、科学面としては成功するだろう。
いずれにしても、人工流れ星のサービスは2020年春にスタートするのが目標となっている。どうなるのか楽しみであり、今後の動向に注目だ。まずは、無事に小型ロケット「イプシロン」4号機が打ち上げられるのを祈っていこう。