小池百合子が希望の党(民進党前職)の柿沢未途の応援演説を行った。
演説では都政での実績をアピールし、情報公開の件で自民党批判をしていた。
そんな小池百合子が100歳まで学べる大学を作りたいと思っていると演説した。
これには驚きよりも、小池百合子のズレ具合に引くレベルだ。
高齢者は学ぶことを望んでいるのではない、安全に暮らせる日常を求めているのだ。
・小池百合子の応援演説
演説では森友・加計問題などを取り上げ、自民党を攻撃した。
その一方で、自身の都政でも実績をアピールしていた。
しかし、小池百合子の都政の実績は何だろうか?
都政を混乱に陥れただけではないだろうか。
・100歳まで学べる大学
応援演説では高齢者に向けての演説も行った。
小池百合子は高齢者に向けて「私は100歳まで学べる大学をつくりたいと思っているの。みなさん、これから100歳まで生きるんですよ。リタイアしたあと何するの? もう1度、学ぶようにしましょうよ。やりがいがあるじゃないですか。シルバーパスを使ってバスに乗るのもよし、しかし、学割でバスに乗るほうが楽しいと思わない?」と語った。
小池百合子が世間とズレているのがよくわかる演説だろう。
一人相撲ばかりしているから、都政も混乱に陥ったのではないだろうか。
・高齢者は学びを求めていない!
小池百合子の100歳まで学べる大学という考えはけっこうだ。
しかし、本当に高齢者が学べる大学を求めているのだろうか。
いや、求めているはずがないではないか。
高齢者だって先行きの不安があるに決まっている。
少子高齢化が進む中、年金だっていつ破綻してもおかしくないと感じている人もいる。
別に100歳まで学べる大学を否定するつもりはない。
しかし、優先順位がおかしいのではないだろうか。
高齢者でも一定の収入があり、安心して暮らせる生活が優先だろう。
社会保障の観点や経済的な観点を抜かして学びを勧めるのはズレている。
もっと高齢者のニーズに合わせるべきではないだろうか。
きっと小池百合子は都民や国民の声など届かないのだろう。
このままでは、『都民ファースト』『希望』の名が廃る。