共産党というと毛嫌いする人が多くいる。
その一方で、熱狂的な支持者もいることで有名だろう。
そんな共産党だが、称賛されるべき点がある。
それが政党交付金を拒否していることだ。
民進党は事実上の解党をしているのに、解党せず政党交付金を希望の党に還流している疑惑がある。
共産党ではそんなことは絶対にないのだ。
それだけでなく、制度の廃止を強く主張している。
意外と知られていないのだが、この点においては称賛されることだろう。
・政党交付金拒否の理由
共産党は政党交付金を拒否し、廃止を主張している理由は下記のサイトに記載されている。
簡単に言えば、国民には政党を支持する自由と支持しない自由がある。
そのため、支持していない政党に献金することになるので政党交付金はおかしいという主張だ。
また、政治資金を税金から分け取ることはおかしいという考え方をしている。
政党交付金は政党の堕落と国民無視の政治を助長する制度と主張しているのです。
共産党の考え方は正論であり、正しい考え方なのではないだろうか。
毛嫌いしている人が多いが、素晴らしい部分に関しては認めるべきだ。
政治思想が合わないからダメなのではなく、正しい部分は評価するべきだろう。
・共産党都議団の政務活動費
もっと素晴らしいのは日本共産党都議団による政務活動費だ。
共産党都議団は自主的に政務活動費の出納帳を公開している。
政務活動費と言えば不正の温床になっており、政治のブラックな部分だ。
それをしっかりと一般公開しているのだから頭が下がる。
2016年度の出納帳は以下のサイトから確認できる。
上記の共産党都議団の2016年出納帳はPDFで20枚にも及ぶ。
日付・項目・概要・収入・支出・残高としっかりと記載されている。
それだけ、お金に関してオープンになっているのだから信頼できる。
政治思想には共感できなくとも、政党としてあるべき姿を示しているのではないか。
・是々非々であるべき
これらのことから考えさせられるのは是々非々であるべきだ。
どんな政党でも意外と知られていない良い面がある。
そんなところに注目するべきなのではないだろうか。
これは、別の政党も取り入れるべきであり、政党交付金も廃止するべきだろう。
お金に関してだけでなく、どんな政策も素晴らしいところは評価してほしい。