都民ファーストの会の崩壊への序章が早くも始まった。
音喜多駿都議と上田令子都議が都民ファーストの会を離党し、内情を暴露した。
そして、この内情があまりにもブラック過ぎて笑えない。
まともの政党とは思えないほどのブラックなのだ。
音喜多駿都議と上田令子都議が語った都民ファーストの会の内情を紹介したい。
・都民ファーストの会はブラック政党だった
音喜多駿都議と上田令子都議が離党し暴露したことで、都民ファーストの会の内情がわかってきた。
まずは、過去の報道にあったように荒木千陽氏が新代表に就任した際には少数の幹部で選出されたという。
今まで、情報公開の徹底と叫んでいたのに、実際にはブラックボックスそのものだったのだ。
また、上田令子都議によると議員の調査権や発言権も抑制されたという。
資料要求をしてはいけないなどの制約があったとのことだ。
政党が調査権を奪うなどあり得ないだろう。
それだけ都民ファーストの会がブラックだったのだろう。
・上納金の存在
2人の都議の暴露で最もブラックだと感じたのが上納金の存在だ。
都民ファーストの会の都議は毎月、政務活動費15万円・党費6万円を徴収されるという。
つまり、都民ファーストの会は毎月21万円を上納しているのだ。
都民ファーストの会には55人の都議がいた。
つまり、21万円×55万円=1155万円も上納金があったことになる。
しかも、この上納金がどうなっているのかもわかっていないのだ。
また、上田令子都議によると都民ファーストの会の政治資金パーティーがあるという。
このパーティー券は1枚2枚であり、各都議にはノルマがあるという。
都民ファーストの会がいかにブラックな政党なのかよくわかるだろう。
・説明責任を果たすべき
都民ファーストの会はこれらのことに説明責任があるのではないだろうか。
少なくとも上納金の存在については説明が必要だ。
政務活動費は税金から支払われているものである。
それを党で徴収し利用していたとなると、何に使用したのかが重要だ。
上納金は何に使われているのか、しっかりと納得のいく説明が必要である。
情報公開が一丁目一番地とした都民ファーストの会なのだから説明できるだろう。
音喜多駿都議と上田令子都議が暴露したことに対して都民ファーストの会の反応が楽しみだ。
現在は代表じゃないからと無責任なことは主張できないはずだ。