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メガバンクが新仮想通貨Jコインを検討中!でも意味があるの?

国内のメガバンク地方銀行と組んで共通の新仮想通貨である「Jコイン」の発行を検討していることがわかった。仮想通貨が世界的に有名になっている中で日本の銀行も本格的に動き出した結果がJコインなのだろう。しかし、Jコインの意味はあるのだろうか。

 

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Jコインについて

みずほフィナンシャルグループはゆうちょ銀行や地方銀行70行を集めて、新たな仮想通貨についての勉強会を開いたという。この新たな仮想通貨が仮称・Jコインとなっている。今後国内の銀行連合はJコインの発行を2020年までの実現を目指しているという。

 

Jコインの使い方

Jコインはあらかじめ銀行口座にある円をJコインに替えることで使うことができる。円をJコインに替えておくことで、スマートフォンを使いお店で支払をしたり、個人の間で代金の受け渡しをしたりすることができるのである。イメージとしては電子マネーだろう。

 

Jコインの背景

2017年は仮想通貨元年だと言われている。それだけ仮想通貨が有名となり、使用する人が増えているのだ。実際に大手の通販サイトやビックカメラなどで仮想通貨であるビットコインで商品を購入することができるようになった。

 

海外でも現金を使わない決済方法が幅を広げている。そのため、現金を使わない決済データを海外勢に握られないためにも、銀行連合はJコインを対抗策にしようとしているのだ。

 

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Jコインは不要?

それではJコインと既存の仮想通貨とはどんな違いがあるのだろうか。一番の違いは価格が変動しないことである。ビットコインをはじめとした仮想通貨は価格が変動する。だからこそ、投資家などは仮想通貨に目をつけているのだ。

 

しかし、Jコインは価格が変動しない。つまり、電子マネーデビットカードと意味が変わらない。それは現在のサービスで事足りていることでもあるだろう。つまり、Jコインは不要なのではないだろうか。

 

そもそも、世界で仮想通貨が使われる理由のひとつが送金の速さや安さだ。海外送金で銀行を使うと手数料が高く時間がかかる。だが、ビットコインなどなら早く安い。だから海外では仮想通貨が使わることがある。このことから、日本ではJコインよりも銀行間の振り込み手数料などを下げるような努力の方が必要なのではないだろうか。

 

Jコインの世間での反応

世間の反応もイマイチである。やはり、「ただの電子マネーでは?」との反応が多くなっている。

 

「国内だけでは無意味」

「メリットがない」

「銀行がやっているのは浅はか」

「変動しないなら意味がない」

 

このように、Jコインへの反応はよくない。それもそのはずだろう、利用するメリットがまったく感じないのだ。もしJコインを使用することで割引が受けられる等のメリットがあれば使用するかもしれない。だが、このままでは2000円札の二の舞となるだろう。

 

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