自民党の宮沢洋一税制調査会長は加熱式たばこの税率について言及。今後加熱式たばこの税率を引き上げ、増税することを検討するという。加熱式たばこは税法上、紙巻きたばこに比べれば税負担が軽い。しかし、増税となれば加熱式たばこへ移行する人が減る可能性がある。受動喫煙問題につながるのではとの指摘もあるようだ。
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・宮沢税制調査会長が加熱式たばこに言及
宮沢税制調査会長が加熱式たばこの税制について言及した。宮沢税制調査会長は「(加熱式たばこは)紙巻きたばこに比べて、税率が低い。3社出している商品で、実効税率が違っている」と述べた。
そして、加熱式たばこの増税を平成30年度税制改正で検討する方針を明らかにしたのだ。また、加熱式たばこ3社出している商品の間で税負担が違っていることも問題視している。
・紙巻きたばこについても言及
宮沢税制調査会長は紙巻きたばこの税制にも言及した。宮沢税制調査会長は紙巻きたばこを30年度税制改正では増税しないことを明らかにしたのだ。
つまり、加熱式たばこだけが増税の対象となりようである。増税については、今後議論を深めて検討していくとのことだ。
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・紙巻きたばこへ逆行か？
しかし、加熱式たばこに増税することにより「紙巻きたばこに逆戻りして時代に逆行するのでは？」との声もある。加熱式たばこは従来の紙巻きたばこに比べると健康への害が少ないとされている（一部では同じとの声もある）。
そのため、紙巻きたばこから加熱式たばこに移行した人が多くいる。だが、増税となると税率次第では紙巻きたばこに逆戻りする可能性があるだろう。
日本では受動喫煙問題を取り上げている。しかし、紙巻きたばこが主流になればさらに受動喫煙問題は大きくなるのではないか。
・世間の反応
加熱式たばこの増税検討のニュースに世間では賛否両論あるようだ。たばこを吸うか吸わないかでも意見は変わってくるだろう。
「たばこ税は増税してもいいと思う」
「取りやすいところから増税か」
「せっかく電子タバコに替えたのに」
やはり、加熱式たばこの増税検討には賛否両論あるようだ。また、「増税はいいが、増収の使い方が問題」「増税の前に無駄遣いをやめるべき」などの声も多かった。結局は税金をどのように使いかが焦点にもなりそうだ。納得できる使い方ならいいが、意味不明の財源にされたら困る。加熱式たばこの増税を検討した後に注目です。
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