函館の早朝イカ売りの「イガ、イガ―」と売り歩く声は風物詩になっている。しかし、この「イガ、イガ―」の声は騒音なのか函館市公害防止条例改正検討委員会では議題になっていた。現条例では早朝の放送を禁止しており、それはイカ売りも含まれている。しかし。条例改正によって正式に規制対象外になることになった。これで函館の風物詩が守られることになった。
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・現状の条例
函館市の現状の条例では午後7時から翌午前8時まで商業目的の拡声音声を禁じていた。そんな中でイカ売りの音声は事実上認められてきた。函館市にイカ売りの苦情が来るのは年に1度あるかないかとのことである。
・改正してイカ売りを公認
函館市公害防止条例は1973年に施工されており、時代になじまないとの声があった。そのため、今回の検討委員会では全面的に見直されていたのである。
検討委員会ではイカ売りについて「函館の名物で規制とはなじまない」「観光資源の一つ」との意見からイカ売りの音声は条例の規制対象外とすることになったのである。これで函館の風物詩を守ることにつながるだろう。
・イカ売りも配慮
また、イカ売りの人も騒音迷惑をかけないために工夫をしているとのことだ。例えば、停車中や老人ホーム、病院などの近くを通る際には音を止めているという。函館の名物を残しつつも、市民への配慮を忘れない姿勢が大事なのかもしれない。今後もイカ売りの「イガ、イガ―」という風物詩を守っていってほしい。
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・このニュースの反応
このイカ売りの音声を規制の対象外にしたとのニュースに対して、多くの人が肯定的に捉えている。その一部を紹介していきたい。
「地方の風物詩を守るのはいいこと」
「イカ売りの配慮も含めてナイス判断」
「市民も納得しているならOK」
このように基本的にはイカ売りの音声を規制外にするのは肯定的なようだ。やはり、伝統的なものは残したいというのが日本人の性なのだろう。これからも函館の名物を残していってほしい。
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