民進党の新代表・前原誠司は党内人事に四苦八苦しているようだ。当初新幹事長は山尾志桜里であると報じられた。しかし、一転して大島敦元に入れ替える方向で最終調整をしていることがわかった。山尾志桜里と言えばガソリン問題があっただけに、大島敦元に変更となったのだろうか。
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・新幹事長は大島敦元に変更へ
当の要と言えば幹事長である。前原誠司新代表は民進党の顔となるべく山尾志桜里に幹事長就任を打診、承諾も得ていたとされている。山尾志桜里は女性論客として有名で、安倍総理を激しく追及するなど当選2回ながらも注目を集めてきた。
しかし、人事大詰めの段階で幹事長は大島敦元に変更する流れで最終調整に向かっているようだ。表向きの理由としては、山尾志桜里に選挙の地方応援に行きやすくすることや、離党を模索する議員がいる中で党内をまとめる難しさを考慮して大島敦元に変更する方向とのことである。
・山尾志桜里はガソリン姫
そもそも山尾志桜里が幹事長は危ない人事だっただろう。山尾志桜里と言えばネット上では「ガソリーヌ」「ガソリン姫」の愛称で知られている。これはガソリンの不正請求疑惑によるものだ。
山尾志桜里は秘書の責任として切り抜けたガソリン問題だが、依然として納得していない人が多くいる。秘書の責任にし、秘書の刑事告訴もしないのだから不審に思うのは当然だろう。それでいて、他者には厳しい山尾志桜里なのだからブーメランをくらうことは間違いなく幹事長を回避したのは正解かもしれない。
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・党内は不協和音
しかし、民進党はすでに不協和音となっているようだ。執行部人事の大詰め段階で急遽の変更である。党内外から批判が出ることが予想されており、党内をまとめるのは難しいだろう。今後民進党から離党する政治家が後を絶たない状況になることも考えられる。民進党の方向性にも注目だ。
・このニュースへの反応
国民の多くがこのニュースに対して「山尾志桜里を役員に据えるのがおかしい」との反応が多いのが現状だ。やはり、ガソリン問題が尾を引いているようで議員辞職を求める声まである。また、「山尾志桜里は次の選挙で当選すれ危ないのでは」との意見もあり幹事長に就任しなかったのは英断かもしれない。
それにしても、急遽変更となった大島敦元も大変だろう。現状の民進党をまとめるのは並大抵のことではない。大島敦元の手腕のお手並み拝見である。
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