男が知っておきたい芸能・政治・時事ニュース

男なら知っておきたい芸能ニュースや政治、時事ニュースを紹介

フェイクニュースは日本でも蔓延 大手メディアも加担している現実

フェイクニュースは日本でも蔓延している。多くの日本人が勘違いしているが、フェイクニュースが蔓延している原因はソーシャルメディアだけではない。テレビ局や新聞社など大手メディアもフェイクニュースを報道している。フェイクニュースは情報操作につながる。現代の日本で生きていくにはフェイクニュースを見極める必要があるのだ。

 

    スポンサードリンク

 

・フェイクニュースはネットだけではない!

日本でもフェイクニュースは横行している。なかでもネット上では匿名であることも相まって、フェイクニュースが濫用されているのだ。また、ワザとフェイクニュースで話題作りをすることでサイトのPV数を上昇させて利益を出そうとしている人もいる。

 

そのため、フェイクニュースを見極めるためにはネットと距離を置くべきと考えている人がいる。しかし、これは大きな間違いだ。現実ではテレビ報道や新聞報道でもフェイクニュースや情報操作のニュースが横行しているのである。

 

・テレビや新聞のフェイクニュース

テレビ報道や新聞報道でもフェイクニュースはあるのだが、ネット上でのフェイクニュースと趣旨が違う。テレビ報道や新聞報道のフェイクニュースは情報操作や偏向報道と言い換えることができるのだ。

 

よくある話が政治家の発言についてだ。テレビ報道・新聞報道ともに政治家の発言を都合良く切り取ってしまう。発言の前後を抜いてしまえば伝えたいことが変化するのは自明の理だ。

 

例えば福沢諭吉の『学問のすすめ』も切り抜きにより印象が違う。同著では「人間は平等で身分の上下は貴賤や家柄、職業などで差別されるべきではない」と述べている。そのため、平等を説いていると考えている人が多い。しかし、実際には「学問をしたのかどうかで差が生まれる」と述べており平等ではないと主張しているのである。

 

このように、しっかりと最後まで読まなければ伝えたかったことは伝わっていないのだ。報道にも限界があるのはわかる。しかし、発言の切り抜きだけで伝える内容を変えてしまうのは問題だ。真実に近い分、フェイクニュースよりもたちが悪い。

 

    スポンサードリンク

 

・報道しない自由を振りかざす

テレビ報道や新聞報道の怖さは報道しない自由を振りかざすことだ。最近ではネット上に動画がアップされることが多くなり、テレビ報道や新聞報道では放送されない真実がわかるようになった。それでも、ネットを利用しない人は情報を受けることができない。あえて報道しないことで情報操作や偏向報道ができてしまうのだ。

 

話題になっている加計学園の問題でも報道しない自由から前愛媛県知事である加戸守行の発言がまったく報道されなかった。ネット上では加戸守行の発言を知ることができ、多くの人が「偏向報道では」と疑問を持ったはずである。

 

テレビ報道や新聞報道はフェイクニュースだけでなく、報道しない自由を振りかざして情報操作や偏向報道まで行っているのだ。メディアは死んでしまったのかもしれない。

 

    スポンサードリンク