静岡県内には現在12の信用金庫がある。しかし、静岡県内の信用金庫では合併への動きがあるようだ。合併に浜松信用金庫と磐田信用金庫、しずおか信用金庫と焼津信用金庫が動き出している。静岡県内の信用金庫が生き残りの道を模索しているようだ。
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・信用金庫が合併へ
浜松信用金庫と磐田信用金庫、しずおか信用金庫と焼津信用金庫がそれぞれ対等合併する方針を固めたことがわかった。2019年の春ごろを目途に新信用金庫の誕生を目指すとのことだ。
ともに合併が進むと静岡県内の信用金庫は12から10となる。静岡県内の信用金庫が再編されることになりそうだ。
・合併の背景
それでは、なぜ静岡県内の信用金庫が合併の動きを加速させているのか。それは、地域の人口や事業者数が減少傾向にあるからである。そのため、今後の資金需要を見据えた上で合併をすることにより経営基盤の強化を目指すとのことだ。
浜松信用金庫と磐田信用金庫、しずおか信用金庫と焼津信用金庫それぞれ合併した後も職員は引き続き雇用する方向とのことである。また、新信用金庫の名称・店舗網・組織体系などは今後協議を進めていく。
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・今後の動きに注目
それぞれの合併が成立した場合には、静岡県内の信用金庫は12から10に再編されることになる。状況によっては他の信用金庫も合併へと動く可能性があり、信用金庫の再編の波が押し寄せる可能性もありそうだ。
ちなみに、静岡県内の信用金庫では2008年に沼津信用金庫と駿河信用金庫が合併している。今後の信用金庫再編の動きには注目である。
・一般市民の声
合併に向けては賛否両論あるようだ。一部を紹介していきたい。
・合併賛成の声
「金融機関が多すぎるので合併はあり」
「信用金庫が生き残るためならしょうがない」
・合併反対の声
「地元の良さが失われる」
「信用金庫は地域密着だから意味があるのでは?」
静岡県内の信用金庫が再編される可能性が高いなか、さまざまな意見があるようだ。経営を考えるなら合併はメリットがある。その一方で信用金庫の特徴である地域密着が失われるのではとの不安もありそうだ。
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