サッカー日本代表はW杯アジア最終予選の戦いの真最中。8月31日のオーストラリア戦で勝利すればW杯出場が決まる。しかし、引き分け以下では9月5日のサウジアラビアとの最終戦までW杯出場の決定はもつれてしまう。そんな中で飛び込んでできたのが、オーストラリア戦引き分け以下でハリルホジッチ監督の解任説だ。ハリルホジッチ監督を解任するのなら、監督人事を行ったJFAが責任を取り辞任するのが筋ではないのか。
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・ハリルホジッチ監督解任説
ハリルホジッチ監督の指導者としての手腕には懐疑的な人が就任時から多かった。そして、W杯アジア最終予選の最終局面においても信頼を得ていないようなのだ。
それを示すのが、日刊スポーツでの記事だ。記事ではある日本協会関係者は「オーストラリア戦に負けた場合、今の体制でサウジとのアウェーに向かうことは考えにくい。引き分けても試合内容によっては監督更迭があるかも」と発言していることを掲載している。
もちろん、飛ばし記事である可能性が高い。しかし、それでも監督解任説が出ているは事実であるようだ。
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・解任は混乱を招く
しかし、明らかにこの局面でハリルホジッチ監督を解任するのはおかしいだろう。しかも、8月31日に即時解任となったとしても、9月5日のサウジアラビア戦までは時間がない。こんなときに監督を解任するメリットはあるのだろうか。
いや、メリットはないだろう。日本代表がバタバタと混乱に陥ることが予想されるだけだ。また、次に就任するのは現日本代表のコーチが昇格の流れになるだろう。果たして、そんな状況でチームをまとめることができて、サウジアラビア戦に勝てるチームにすることができるのだろうか。ハリルホジッチ監督の解任はおかしい。
・JFAは自分たちの無能の責任を他人に押し付けるな
一番おかしいのはJFAだろう。日本代表の監督を人選しているのはJFAの連中だ。そして、日本代表の結果が芳しくない場合は、JFAは責任を取ることなく監督を解任する。これはおかしいのではないだろうか。
監督を人選した以上は、選んだ責任を取るべきだ。今回もハリルホジッチ監督を解任するのなら、ハリルホジッチ監督を選んだ理事たちは何らかの責任を取るべきではないのだろうか。監督だけに責任を押し付けて、選んだことの責任から逃げるJFAは無能でしかない。監督を選んでダメなら首を挿げ替えるだけなら無能でもできる。JFAには無能しかいないのだろうか。
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